秋の訪れとともに

6月から制作活動に励んできたほのおの会のメンバーも、考古館からお借りした土器をつくり上げて9月に入り、ちょっと使えるオリジナル作品作りを楽しんでいます。

イノシシは来年の干支です。毎年、作りためて十二支が勢ぞろいしている仲間もいます。イノシシの表情もかわいいです。

縄文風人面が付いた水盤。中に亀の花立を付けてちょっと一工夫。

お皿全体がイノシシになっています。尻尾もついて楽しいです。

埴輪の家。中に植木鉢を入れて、植物が窓や屋根の上からのびのびと成長してけるようになってます。そうなったときが楽しみですね。

9月になって新しくお仲間になった方の作品。2日来て、それぞれの日に一つずつ完成させました。埴輪で輪積みを練習して、土器を作りました。この形の土器は実際にありますが、模様の縄文はオリジナルで入れています。プランターカバーにするそうです。

もちろん、いまだに土器の模様入れに四苦八苦している者もいますが‥‥。

そんなこんなで、いよいよ9日には制作の集大成、野焼きです。天気になあれ。

視線の先に‥‥

土器や埴輪などを制作中のみんなの顔、素晴らしいなといつも思います。カメラで一瞬を写し出してみると、まなざしの先にあるものを真剣にとらえようとしている。そんな瞬間が自分にもあることが誇らしく思えることがあるのです。

おまけ:細かい仕事パート2

もう一つ作ってみた、透かし彫り。どうも、うまくは‥‥??

細かな仕事 土器作り

今回は、付属品をつくるとき、模様を入れるときの細かな仕事をご紹介します。どんなに大きな土器をつくるときも細かな手仕事は必要になり、そのような作業をするたびに、縄文時代に生きた人たちの繊細さ、器用さが伝わってきます。

香炉形土器の上に着く生き物(のづち?)を作っています。Wをつなげたような模様。よく出てくる模様のパターンです。

隆線文は細い粘土ひもを貼り付けます。細い粘土ひもを切らないで作るのも難しいものです。

半裁竹管で描く模様です。模様にあった竹管は手作りします。粘土が柔らかいと竹に粘土がすぐ詰まってしまい、固いと力を入れてもうまく線が引けないという厄介な模様ではあります。

水煙土器の頭部分は太い竹管で描いていきます。

なぜ、土器はタオルの着物を着ているのか??

週1,2回の活動なのであの大きな水煙土器などは、作り上げるのに2か月以上がかかります。その間、粘土が乾燥してしまっては模様も入れられなくなりますので、制作中は乾かさないように神経を使います。濡れタオルを巻いて、霧吹きで水分を補給しながら進めていきます。逆に、次の週までは濡れタオルははずし、ビニールをかけただけで保管しておかないと、タオルの水分が粘土に浸透してきて、崩れてしまうという結果になることもあり、泣いた仲間もいます。

縄文時代は、たぶん、一挙に作り上げたのでしょうが、粘土の具合によっては、どんどん積み上げて崩れてしまうこともありますから、特に大きな土器などは絶妙なタイミングで作り上げたのであろうと思われます。やはり、職人芸でしょうか?

おまけの癒し

何ができるかな? 答えは‥‥

前々回の「何ができるかな?」の答えです。まず、ラグビーボールのようなものは‥‥

かわいいイノシシの土鈴になりました。ベンガラで赤くお化粧しています。

キノコの形をした球状の物は‥‥

前後に口が開いて‥‥

飾りがついて、香炉形の土器になりました。

面白い作り方をするものですね。この土器をお借りすることはできなかったので考古館の館長が丁寧に何枚も各方面から写真を撮ってくれて、それを見ながら作っていました。本物が目の前にあるのと違って平面の物を頭の中で立体的に変えながら作っていくのはなかなか難しい作業です。とても、よくできていると感心しました。

おまけ

これは何かというと‥‥‥

縄文の耳飾りです。大型のピアスですね。まねて作ってみましたが、縄文時代の人のようにきれいにはできなかった。何個か挑戦してみたいと思っています。

耳飾り豆知識

縄文時代全般を通して装飾品の中でも、耳飾りはたくさん出土していますが、後半期から晩期にかけての北関東では質、数ともに他を圧倒していて、特に群馬県茅野遺跡では調査部分だけで577点もの耳飾りが出土しているそうです。耳たぶに穴をあけて、小さいものからだんだんと大きなものをはめ込んでいったのでしょう。縄文時代を生きていた人のおしゃれ感には脱帽です。

 

何ができるかな???

今回は、何を作っているのだろう?と、不思議に思うもの特集です。このようにして作るのかとちょっと、感心するものです。

手の中で、細かい模様を入れて作っているものは何でしょうか?

この、香炉の上についているちょっと意味不明の生き物です。上に3匹、奥に香炉を覗き込むように1匹ついています。この香炉形土器は確かに富士見町で出土したのですが、今はこの町にはないものです。縄文人も一つ一つ手作りしたのですね。

そして、作り途中の下の二つ、何になるかわかりますか?

手始めはこれです。中は空洞で、キノコのような形です。

次は、これ。やはり中が空洞のラクビーボールのような形

はてさて、何ができるのかお楽しみに。進行具合は追ってお知らせします。

追伸:ちょっと癒しの縄文顔

 

土器制作 道具に注目

今回は土器作りでよく使う道具をご紹介します。

竹を割って作る竹管です。筋を付けるのに使います。二本の線が引かれた断面は中央部が高いかまぼこ状になります。文様によく使われ、幅も多種で、その都度手作りが可能です。

竹串でも線を引いていくことができます。上下と横の線は半切竹管を使って描いた線です。

ちょっと小さくてわかりにくいのですが、縄を転がして縄文を付けています。縄の太さ、より方など多彩です。

杉板で表面をしめています。輪積みで積んだ粘土(下の画像を参照)をならすとき、この杉板が重宝します。

道具ではないのですが、作ったさくひんに彩色を施しています。ベンガラと白色土、どちらも自然素材の色彩です。

おまけ

お題が粘土  粘土とかけて日本の政策 と解く

その心は よく練って作り上げてほしいものです。

ご無沙汰しました。

管理者の都合により、2週間も新ページをお休みしてしましました。申し訳ない。

まずは、前回の問題の答えからお送りします。前回最後の画像でKanノンの作っているもの、それは???

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こんな形になって、、、、

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後ろはこんな感じで、、、、

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前から見たらこの通り、かわいいトトロです。

埴輪のお兄さんたちと並んで、楽しいトリオですね。

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今年は埴輪つくりと並んで、来年の干支にちなんだとりのブームでもあります。

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これは、鳥笛です。なんと、ドレミファソラシドも出るのです。今、ウエッピーが吹いています、聞こえますか?低めの柔らかい音が出ています。焼き上がると少し高い音になるそうです。土器以外で作りたいものをいろいろ見つけてそれぞれ楽しんでいる仲間たちです。

おまけ:縄文土器も作っていますよ

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龍紋土器、実におしゃれな土器で、縄文人のセンスに脱帽するミヤミヤも好きな土器。ヤワサワが挑戦しています。

台風一過の素晴らしい青空の日

ここ富士見町は、お陰様で台風の影響もさほどなく、昨日今日とほのおの会の仲間たちもいつものように制作しました。富士見町では今日は秋晴れと呼ぶにふさわしい気温と天気でした。

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役場の向こうに見える八ヶ岳、青い空をバックに素晴らしい眺めでした。富士見町は、八ヶ岳のすそ野に広がる町なのです。

さて、前回、何ができるのかお楽しみにしていたフーミンの埴輪が完成しました。それでは順を追ってお見せします。

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口は”アヒル口”

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見てください、羽もついて雛も背中に乗せた水鳥の埴輪でした。足もついているのですよ。このような埴輪が庭にいたら、楽しくなりますね。

さて、今週も問題です。kanノンの作っているこれはいったい何?

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ヒントがちょこっと画像に映っています。

おまけ

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maririn先生の作ったおうち。夢があってお菓子の家みたいですね

埴輪特集が続きます

毎年、お盆の時期は、お子さんが里帰りしてくる方やお孫さんのお相手に忙しくなる方がいるため夏休みを取ります。二学期(?)の活動を始めたメンバーたち、やはり、今年は埴輪ブームです。新たに埴輪を作り始めた二人は、来年の干支にちなんでとりの埴輪です。

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ウエッピーのとり埴輪。まずは、この状態から

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こんなかわいい、とりさんに変身です。

顔だって‥‥

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つぶらな瞳が何かを語りかけているようです。

上のとりは鶏(ニワトリ)です。もう一人、フーミンが作り始めた鳥の埴輪、作り始めはこんな形です。深鉢土器でも作り始めたようですが、底はありません。

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さて、どんな鳥に変身するのでしょう。どうぞ、お楽しみに。

おまけ

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水煙土器のミニチュア版。小さいから簡単、と侮ることなかれ、ミッシーは苦労してます。でも、出来上がったら、とても、チャーミングな水煙土器になるでしょう。

お知らせ:この回から、表示画像は小さくして、画像上でクリックしていただくと大きく拡大されるようになりました。一つ、新しい方法を見つけた私です。

制作風景 今日は”埴輪”に注目

先週、ご紹介したアルリンの埴輪のお顔、今日はミッシーの埴輪にも表情が生まれました。

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二人(?)で並ぶと兄弟みたい‥‥と評判です。左の埴輪には肩に鳥がとまっているのがおわかりでしょうか?どちらも、口をちょっとすぼめて、鳥を呼び寄せるために口笛を吹いている風、「鳥を飼う人」なのです。

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とりさん、制作中です。ちょっと分かりずらいですが、手に持っているのは細い竹の筒で、鳥の目をあけるときに使った道具です。いろいろな道具を駆使しています。道具についてはまた、お伝えしたいと思います。

今回は埴輪特集。新たに埴輪を始めたKanノンの犬の埴輪をご紹介します。

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胴から首、顔

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耳と尻尾もついて

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ほら、こんなかわいい犬の表情。”暑いよ、(*´Д`)”と、言っているみたいです。舌が出て、歯もあって手が込んでる!

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全体像。お疲れさま。

おまけ

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こんな面白い土器もできました。注口土器のオリジナル。面白いですよね。