昨年11月からの長いお休みを経て、今年度もほのおの会の活動を始めることができました。
第1回は5月27日、考古館の土器見学と小松館長への質問にお答えいただきながらの勉強会です


学芸員の副島氏には、ほのおの会が土器作りのグループであるということで、主に土器に関することを展示方法、順に沿って、丁寧に説明していただきました。中国やパプアニューギニアなども出てきて、とても、国際的なお話に興味がわきました。
午後からの館長のお話は、ほのおの会の質問に答えてくださるという形式です。質問内容も縄文時代の基本的なことから、昆虫食、酒造の原料など食に関すること、石器について、土器の過剰装飾についてなど、多岐にわたっていましたが、一つ一つに丁寧にお答えいただき、私たちにも返した質問をされたりとただ聞くだけではなく、考える要素もあって充実した勉強会でした。その中で、痛感したのは縄文時代と言うのは1万年以上も続いた時代であり、”縄文文化”と一括りにすることはできないとても奥行きの深いものであるということです。縄文ロマンを改めて感じた次第です。
今年度も、6月から10月と言う短い間ですが、お仲間と楽しく、土器作りを通して縄文時代に生きた人々と共有する思いを探れたらと思った一日でした。
追伸:土器作りに参加したいという問い合わせも何人かの方にいただいているのですが、今まで、活動が火水の平日のみだったので、参加できないという方もいました。そこで今年は7月に土日設定で4日間ほど、活動日を設定してみました。以下、活動年間計画表です。
火水以外に7月19,20日、26,27日で、野焼きはほのおの会と一緒に行います。詳しくは井戸尻考古館(0266‐64‐2044)または、富士見町公民館事務所(0266-62-7900)にお問い合わせになり、私の連絡先をお聞きください。