富士見町の友好都市である多摩市で、7月15日から29日まで、市役所ロビーにおいて富士見町及び、井戸尻遺跡群のPR展示が行われました。
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地元の方の作った復元土器を展示したいという、多摩市の要望を受けて、考古館からほのおの会にお話があり、水煙渦巻き文土器と始祖女神像をお貸しすることになりました。
ここに展示されたものは、二人のお仲間が作ったものですが、水煙渦巻き文土器を作られた方は他界されていて、ご主人からお預かりしてあった土器の中の1点を今回、お貸ししました。5000年ほど前にこの地に住んでいた縄文時代の人の作品が、現代の方に、その方は亡くなられていても、受け継がれていると言ことです。
この方の活動の記録、この水煙渦巻き文土器を作っている姿がほのおの会の画像に残っていました。
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この年は水煙紋土器が大流行で、この机だけでも、制作中のものが4点ほど並んでいます。2009年の記録です。この方の作品が市役所のロビーを訪れた方々の目に触れて、縄文に想いを馳せることの一助になったとすれば、この方の思いはつながっているのでしょうね。
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そして、未来へ、この子たちが大人になるまで、この井戸尻の風景が平和な時を刻んでいくことを切に願います。