今年度の制作活動が6月3日から始まって、はや、1か月です。新しい仲間も増え、平均年齢も下がり、熱気に満ちた(?)1か月でした。その間には作品を仕上げた仲間もいて、次の作品に取り掛かっている仲間、次の土器を模索している仲間もいます。それでは、完成した土器の軌跡を見てみましょう。





上左画像の中央に写っている土器を作り始めたお二人。それぞれの大きさで完成させ、底に記名。”始めて作った土器”と言うことですが、形の取り方、模様の見方などなかなか、堂にいった作品の仕上がりです。




上左の土器は曽利遺跡出土の「月牙文浅鉢」です。シンプルなお皿型の浅鉢で、縁に一点、半月系の蛇(?)文様がついています。この模様にてこずっていたのに、仕上がり画像には模様があまり見えなくてごめんなさい。つかえ棒の形が面白くて。浅鉢(お皿のような)は、この傾斜で積み上げると広がりやすくて手ごわいです。とても、丁寧に、美しく作り上げました。
どちらも1年目、2年目の方ですが、土器を見る目が若々しく、しっかりした感じです。

お仲間たちは引き続き、それぞれに土器土偶を制作中です。このブログではこれから、徐々にそんな様子をお伝えします。