そんな折、11月にはこんなことがありました。
”信州蔦木宿道の駅”の休憩室に井戸尻考古館収蔵土器の複製品を展示してほしいというご依頼があり、会員制作の15点を展示させていただきました。井戸尻考古館収蔵物だけではなく、山梨県鋳物師屋遺跡出土の土器、土偶もあります。ほのおの会のメンバーは、そのご依頼を大変うれしく思い、次の年に続く土器作りの意欲が大いに盛り上がりました。
また、中央本線信濃境駅は井戸尻考古館来館時の下車駅で「5000年前まで 徒歩15分」と言うキャッチコピーのポスターがあるところです。そこにも、複製土器が飾ってあります。
このように、富士見町内のいろいろなところに複製した土器を置くのは、会員の制作意欲の向上と言うことはもちろんですが、日本遺産にも指定されているこの中部高地縄文文化の軌跡に触れることのできる、井戸尻考古館のPRにもなっているようで、その点でも意欲が増します。
お仲間の作ったものや自分で作ったものを客観的に見るのは、とても楽しいことです。