今年の制作土器と土偶

今年は、3点の土器を考古館からお借りすることになっていて、今、学芸員の方に説明文をお願いしています。

曽利遺跡出土の香炉型土器
九兵衛尾根遺跡出土の区画文土器

今のところ、この2点をお借りしていて制作中です。土偶を作っている方もいます。

中ッ原遺跡出土の仮面土偶、国宝です

土器も土偶も縄文人の制作物が残っている不思議を感じつつ作っています。国宝や重要文化財に指定されているか否かは問題ではありません。先日、考古館の小松館長に収蔵庫を見せていただきながらお話をうかがいました。収蔵庫には、形になった土器だけではなく、復元途中の土器や土器片、石器なども整理されて並べられています。いわば、考古館の舞台裏でしょうか。縄文人がどうしてこのような形、模様を作ったのかな、と自分なりに考えながら土器と向き合ってくださいとおっしゃってました。土器土偶との対話、それが至福の時です。

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